炉利の備忘録

炉利のアニメ・ゲーム・映画・イベントについての備忘録です

【ネタバレ有】ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbowをまだまだ見てきた話

 

うぃす、炉利です。

 

前回からちょっと間があいたけど、またもやラッシャイ劇場版の話。

というか“備忘録”って銘打ってるし、とりあえず気が向いた時に適当に書き起こしていくだけのブログなんすわこれ。

 

実は他にも文字起こしたい案件あるんだよね。

今めっちゃハマってるビッケブランカ氏のこととか、絶賛プレイ中のバイオハザードre2が楽しいとか、SEGAの作ったクラロワが意外と面白いとか。

 

まーでもそれ全部置いといてOver the Rainbowの話しちゃう。

 

前回、前々回の感想はコチラです↓

 

※ここからは「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol MovieOver the Rainbow」のネタバレを多く含みます。こんなニッチなブログ見に来るオタク達にはこの前置きはもういらないと思うけど…

 

◎感想(出涸らし)

 

というか前回・前々回でもうほとんど言いたいこと言っちゃってるわ!

 

とりあえずこの映画は面白くて楽しくて儚くて、大変なこともあるけれどそれでもがむしゃらに自分たちらしく頑張った先に新しい何かがあるよっていう大変素晴らしい映画です。

 

今この記事書いてるタイミングで通算鑑賞回数が12回で、フォトセッションのことだけ考えてもあと最低でも4回は見に行くことになる。

今まで同じ映画をこんなに何回も見たことねぇ!

…ってこともないんだけど、「全く飽きずに終わるまで見れる」っていうのはこの映画が初かも。

 

何度でも言うけど、この映画は流れというか、テンポがいい。

掴みは完璧だし、前半と後半でそれぞれに山場があるし、後半約30分の怒涛の勢いは何回見ても心にくるものがある。

 

こういうのが欲しかった、これが足りない!って感想が出てくるのも分かる。

俺もそうだし。

ていうかこっから書くことの半分しょーもないツッコミみたいなもんだしね。

 

でもそういうのもひっくるめて、それでも、「やっぱAqoursって最高だわ」って思える映画なんです。たまんねぇな。

 

そんなわけで、今回の記事も前回と同じように良かったシーンとか気になったシーンを書くんですけど、前みたく丁寧にじゃなくて、もうとりあえず何となく気付いたことをツッコミと共にひたすら羅列します。

なんか深い考察とかそういうのは一切しません。

そーいうのはついったで歴戦のオタク達がもうやってるしね。

 

◎良かった・気になったポイント追記

 

・僕らの走ってきた道は…

2番入る前に1年と2年がクロスするとこで善子に合わせて梨子が堕天してたり、「ぼ・く・ら!」のとこで手を広げる黒澤姉妹だったりがお気に入りポイント。

でもやっぱり千歌ちゃんのシーンが全部可愛い。

 

あと、1番で1年が道路から走ってきて、ひっくり返って三の浦総合案内所の前で踊るシーン、あれあのまま走ってきて振り向いたんだとしたら善子と花丸の位置は反対になってないとおかしいよな?

カメラが切り替わる時に世界線が変わった?

 

・曜ちゃんを尾行するやつ

流れ的には、曜ちゃんは月ちゃんから電話が来て喫茶店を出たんだろうけど、そのまま皆に何も言わずに月ちゃんとどっかに行くのは笑う。

そりゃ尾行したくもなるわ。

 

・鞠莉ママ襲来の時の

砂浜にへたり込む聖良さんが可愛い。

 

…あとなんの脈絡もなく突然現れる月ちゃん、最初は気にならなかったんだけど、

以降の脚本の事とか考えるとちょっと面白れぇなと思った。あそこに月ちゃんが現れる理由がないし、めっちゃ都合いいもんな。

 

・鞠莉ママの依頼

冷静に考えて、ホテルの天井に金貨チョコ落とす用の穴作るの訳わかんねぇな?

クソ金持ちは定期的にピアノを演奏しつつチョコおひねり大会でも開いてるんかな…

 

・イタリア到着してすぐのとこ

やっぱり3年生に一度会うまでの流れ、結構無理やりだよね。

公衆電話が鳴るとこ、それ自体もけっこう謎なんだが、あれが3年生がやったことだとすると、あそこで月ちゃんが出ちゃうと「誰やねん!!」ってならない?

 

・「流石!」「曜ちゃんのいとこ!」

何が?

 

あと、月ちゃんの決め台詞であろう「よーろしくぅ」ってやつなんだけど、

初回と2回目でイントネーションが違うの気になっちゃうんだよねぇ。

「よー↓ろしくぅ↑」 「よー↑ろしくぅ~↓」

 

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ

やっと覚えた。

調べてみたけど、いわゆる普通のステーキみたいなやつなんやね。

多分美味しいんだろうけど、イタリア行ったらピザとかパスタ食いたいなぁ(願望)

 

・あの光は…お姉ぃちゃあ!!!

めっちゃロボットアニメっぽい台詞。

妹がピンチの時に颯爽と専用機で現れる姉的頼もしさ。

 

・イタリアのレストラン

梨子ちゃんの人参の食べ方が可愛すぎる。

めっちゃ小動物。

 

あと、花丸が皆が話してる時もずっと口をモグモグさせてたり、料理を運ぶウェイターをキラキラした目で追ってたりするのがすっげぇフードファイター感あった。

 

・宿泊先のホテル

…の前の道路、左側通行になってない???

一本道なんだけど、停まってる車両の向きが左側通行のそれなんだよね。

 

可能性としては、

「このホテルの前だけ何故か左側通行になっている」か

「一度日本に帰ってホテルに泊まり、またイタリアに来た」の2択。

どうせ旅費は鞠莉ママ持ちだし、後者もありえなくもない。

普通に作画ミスでしょ。

 

・Hop? Stop? Nonstop!

ラスサビ前に一瞬映るサングラスのイケメンがほんとすこ。

すこすぎてついったのヘッダーにした。

 

曲?もちろん好きだよ

 

・イタリアから帰国して

今更なんだけど、スーツケースの色が皆自分のイメージカラーなのに善子だけ違うの、

善子の並々ならぬこだわりを感じる。

 

んで、月ちゃんのところに相談しにきてくれたっていうモブなんだけど、

月ちゃんさっきまでイタリアにいたのにどうやって相談しに行ったんだ。

 

これも可能性としては2択で、

「モブもイタリアまで行った」

「月ちゃんが一度日本に帰った」なんだが、

その前のホテル前左側通行問題のことをふまえると、後者の可能性が濃厚かと思われる。

どうせ電話かなんかのことなんだろうけどな!

 

・作詞ノートの表紙

「見たらみかんの刑!!」

 

めっちゃ気になる。

 

・Believe againとBrightest Melody

ここについては、言いたいことは既に言い切ってるから特になし!

しいて言えば、見れば見るほどBrightest Melodyが好きになっていく。

 

演出とか、表情とか。

いつ見る時も、この映画の一番楽しみなシーンはここなんだよなぁ。

 

・ライブの準備シーン

日めくりカレンダーの、千歌ちゃんの書いた「あと3日!」のやつかな?

あれに書かれてた「みんなでかがやこぉう!」ってやつがすごく好き。

 

「輝こう!」じゃなくて「かがやこぉう!」なんだよな。可愛い。

 

・校門前のシーンとNext SPARKLING!!前のコール

「いつも始まりは0だった」。

だけど、0は1になって、いろいろあってまた0になった気がしたけど、実は0になんかなってなくて。

今までやってきたことは全部胸に残っているから。

 

だから、これからは「0から1へ!」ではなく、

「1からその先へ」、「みんなと共に、その先の未来へ!!」。

 

この時の千歌ちゃんの満面の笑みでの「Aqoursー!!」が、本当に本当に好きです。

 

◎まとめ

 

文句ばっか書いてるように見えますけど、「気になったポイント」です。

こういうツッコミどころも、また映画を楽しむポイントなんじゃないですかね(適当)

 

んで、映画外の話を。

 

ミニ色紙、9人コンプリートしました!

 

f:id:loli-sun:20190206010120j:image

 

カウンターの上の木枠にジャストフィットしたんで飾ってます。

全員揃うと満足感ある。

 

さらに、今週の特典は「Aqoursの輝跡」という名のフィルム

というわけで、オタク6人と共に映画鑑賞兼新年会を実施。

 

肝心のフィルムはというと、

 

f:id:loli-sun:20190206010140j:image

 

Brightest Melodyの梨子ちゃんソロシーン!

なかなかの良フィルム。

普段この手のガチャは弱いから、驚いたね。

 

…欲を言えば、この少し前の千歌ちゃんのシーンだったら良かったなぁ。

 

他のオタク達はその前のSaint Snow関連のフィルムが多かったよう。

聖良さんのおっぱいとかね。

 

f:id:loli-sun:20190206010205j:image

↑映画鑑賞後のオタク新年会7連番。これがめちゃくちゃ楽しいんだわ。

 

ちなみに、フィルムは梨子ちゃん推しのオタクへ寄贈しました。

大事にしてくれよな!

 

 

 

あと、劇中歌CD3枚も無事購入。

 

f:id:loli-sun:20190206010233j:image
f:id:loli-sun:20190206010236j:image

 

カードは鞠莉、鞠莉ときて千歌ちゃん。

最後に推しが来て嬉しいんだけど、そこまできたら鞠莉こいよとも思った。

 

 そんでもって曲なんだが、全部良すぎる。

これに関してはまだ聴いてないオタクもいるだろうから多くは語らないけど、本当に全部良い。

中でも、Brightest Melodyが本当に素晴らしい。

最初フルを聴いた時、終わってしばらく余韻を引きずってた。

これ、映画でフルでMV作って流してたら映画自体の評価がさらに上がってたんじゃないか??と思うほど。

まだ聴いてないオタクは、曲に集中できる環境で聴いてみてほしい。

 

…これ、5thライブでやっちゃうの?ヤバない???

 

 

 

そんなわけで、ラッシャイ劇場版感想第3弾+αでした。

 

こっからはそんなに気合入れずに、フォトセッション目当てにゆるりと見ていこうかなーと思ってたんだけど、来週からの特典クリアファイルの描きおろしイラストの威力がヤバい。

千歌ちゃん欲しいけど、これ9人からランダムなんだよな。厳しい…

 

 

それと、ついに始まった5thライブ1次先行。

俺は今回も特に枚数は積まずに挑むんだけど、さすがに今回はオタク達の応募数が半端なさすぎて勝てる気がしねぇ。

でも、5th行きてぇ。映画曲聴きてぇし、前売り券特典曲も聴きてぇ。

イープラスさんマジで頼んますぜ。

 

半券キャンペーンも応募しました。可能性は低いけど、兎にも角にも応募しなきゃ始まらないしね。

 

2月はまたファンミ対抗戦が開催されますね。

来週の沼津ファンミはCYaRon!だけLVを見ます。

アゼとギルキスも見たいけど、仕事が入ってるので断念。

 

……でも、大阪ファンミは2/17夜現地参戦!!!FOOOOOO↑↑

連番に入れてくれた北海道のヤベーやつには、感謝してもしきれません。

ありがとう、北のオタク。

 

東京は飽きるぐらい遠征したけど、大阪は実はこれが2回目。

…1度目の遠征って、あの“Master of Agent”の予選だったんだよなぁ。懐かしい。

あの時はまともに観光もしなかったので、今回はファンミ以外でもいろいろ楽しみたいね。

 

2/16夜と2/17昼はチケットないんですけど、ワンチャン連番入れてくれる人がいないかなーと思い、ついったで募集中。

なんか推しのグッズが余ってたら持っていくんで、チケ余らせてるオタク様、どうぞよろしくお願いします…

 

 

 

あ、あと映画のシリアルのやつ、花丸とルビィがドチャクソ余ったので

欲しい方いたらTwitterでリプとかDMくれたら投げます。先着で。

 

次の記事は流石にAqours以外になるかな?

とかいいつつ、大阪ファンミのレポとか書いてそうだけど。

 

 

それでは、今回もこんなところで。

 

 

 

 

 

 

【ネタバレ有】ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbowをさらに見てきた話

 

うぃす、炉利です。

 

皆、ラッシャイ劇場版*1、楽しんでるか?

 

既に公開から1週間が経過したわけですが、もう10回以上見たぜ!!ってな熱心なライバー諸君もいることでしょう。

そんなガチライバー諸君にはかなわないが、俺も1/11(金)の特典変更のタイミングに合わせて3~4回目の鑑賞をカマしてきた。

 

f:id:loli-sun:20190112183648j:image

↑誰もいないタイミングを見計らって記念撮影するオタク。

2年生と一緒に映ろうとしたら、ダイヤおねいちゃあが犠牲になった。だが私は謝らない

 

いやしかし、この映画本当に面白いな。

見れば見るほど新しい発見があるのもそうなんだけど、単純にもう1回見たい・聴きたいシーンってのが多い。

この短い期間に4回目ともなれば、流石に飽きがくるだろって思ってたんだけどね。

全然そんなことない。

 

そんなわけで、今回もまたラッシャイ劇場版の話だ。

大体の感想は前回書いちゃったので、今回は鑑賞回数を重ねた上で新たに気付いた点や、解釈が変わった点とかを中心にちょろっとまとめます。

 

ちなみに前回の記事はコチラ↓

loli-sun.hatenablog.com

いうても一昨日の記事なんだけどね。

ま、見たのは先週だから…

 

※ここからは「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol MovieOver the Rainbow」のネタバレを多く含みます。ていうか流石に公開から1週間だしもう皆観てるよね?観てないオタクは早く映画館に行ってくれ。

 

◎感想

※前回と同じく、この感想はあくまで個人の感想でございます。あと、台詞については完全に暗記できてはいないから間違ってる可能性有。

 

全体を通しての主な感想みたいなのは、前回と大して変わりません。

「盛大なクライマックスはないけど、 Aqoursがこれからの新しい輝きを見つける物語として非常に完成度の高い作品」って感じ。

 

度々比較しちゃうのもどうかなーとは思うんだけど、やっぱりμ'sの劇場版とは全然違う物語なんだよね。あっちは"終わらせる話"だったし。

Aqoursの劇場版は、"新しく始まる話"だから、堂々のフィナーレ!!って訳じゃないし、その違いが「期待したほどではなかった」って感想に繋がっちゃってるのかなーと。

 

でも、「9人のAqours」っていうのはこの映画の中でちゃんと描かれてるんだよね。

なんかそういうとこも含めて、新たに気付いたこととか解釈変わった部分について個別に書き出しときます。

 

◎良かった・気になったポイント追記

 

・やっぱり千歌梨子

よく考えたらもう熟年夫婦だったわ。

要所で差し込まれる千歌梨子シーン、掛け合いとか含めてもう全部「相手のこと分かってます♡」みたいな会話ばっかでね。

千歌梨子推しとしては、あまりにも尊い

 

「なんか、梨子ちゃんっぽくない!」

「1年も一緒にいるから、誰かさんの色に染まっちゃったのかも♡」

 

 

 

f:id:loli-sun:20190112155721j:image

 

 

 

すみません。思わず柏手が出ました。

 

・善子の詰め合わせ

この映画、結構出番があるキャラが偏ってる節があるんですけど、

そんな中でも善子は地味に描写が多かった気がする。

善子としてのシーン・ヨハネとしてのシーンを随所に盛り込み、ボケからツッコミ、カッコつけからあざといヘタレまでなんでもござれ。愛されてるなぁ。

 

個人的には、ファンと一緒に写真とった後の「なんくる、ないさぁ…」ってとこが一番好きかな。なんだお前推しちまうぞ。

現在開催中の4thシングルセンター総選挙、中間で2位だったけど映画ブーストで順位上がる気がする。

 

フードファイターHANAMARU

うって変わってお前はなんだ。飯の化身か。

今回の花丸ちゃんって、ライブシーン中はとにかく可愛いんだけども、それ以外のシーンでひたすら飯食ってるなと改めて思った。

TVアニメでものっぽパン食べ始めたあたりから食いしん坊キャラだったけどさ。

せっかく私服とか眼鏡とかバッチリ可愛く決めてるんだからさ、もっとあざといシーン増やしてくれ!

あ、イタリアでの階段のぼり終えてすぐのシーンは非常によかった。特に胸が。

 

・そういうとこだぞ渡辺曜

前回言及しなかったけど、イタリア到着した時の「着いた!」ってやつね。

1期1話で千歌ちゃんがやってたやつのマネ。そういうとこだぞ。

 

あと「イタリアにいる間、新しいステップを開発しようと頑張ってた」ってシーン、最初は「君衣装担当だしルビィちゃんと一緒に生地見に行ったほうが良かったのでは?」って思ったんだけど、果南ちゃんなきAqoursでダンスの指導が出来るのってよく考えたら曜ちゃんだけだし、新生Aqoursとしては間違ってないんやなって気付いた。

 

Saint Snowがすごい

これも前回からずっと言ってるけどね。

Believe againがほんとに名曲すぎるし、何回見てもかっけぇしエロい。

この衣装、千歌ちゃんに着せてもらえないですかね???

今度応援上映あるらしいけど、この曲でコールする為だけに観に行きたいまである。

 

それとライブ終わった直後の2人の作画が良すぎる。

姉さまを見上げる理亞ちゃんがバチクソ美少女なんだよな。

あと姉さまスタイル良すぎ。俺のBelieveがagainしてしまう。

 

・鞠莉ママ

 声優の名前認識してから例のクレヨンのやつにしか聞こえなくなった。

小原家やなくて野原家やんけ。誰か助けて。

 

・9人のAqours

今回一番追記したかったこと。

 

そもそも、9人のAqoursのフィナーレってどこよ?ってなると、

やっぱり「TVアニメ2期最終話」じゃないかと思います。

もっと具体的に言えば、「WONDERFUL STORIESが流れて、幕が下りる」あの最後の最後。

んで、この映画は「僕らの走ってきた道は…」の中で再び幕が上がって始まります。

これって「カーテンコール」的な側面もあるのかなーと思って。

 

もちろん、純粋な意味でのカーテンコールとは違うけどね。

だってこの映画は本編の続きをしっかりと描いてる訳で、どちらかというと「アンコール」だったり、月ちゃんが言ってた「延長戦」って意味合いが近い。

でも、下げた幕をもう一度上げて始まる演出っていうのはやっぱり、「9人としてのAqoursの物語はもう終わってるんだけどね」っていう意味もある気がして。

 

それじゃ、この映画での9人のAqoursのクライマックスというか、フィナーレとはなんぞやというと、「Brightest Melody」だよなぁと思うわけで。

 

今作を1回しか見てない人と話すと、「Brightest Melody」が印象に残ってる人ってさほど多くないんですよね。

これは前回の感想でも書いた、「直前のインパクトがすごい」「フルで流れない」ってとことかその他諸々いろんなことに起因するとは思うんですけど。現に自分もそうだったし。

でも、何度も見てると、「ここで Brightest Melodyが、Aqoursの9人での最後の曲がくる!!」って分かって視聴するわけじゃないですか。

 

そうして見たときの、Brightest Melodyの、なんと切なくも美しく、心に響くことか。

 

あのライブシーンの演出と、曲の歌詞って「9人でこれまで積み上げてきた全て」であって、「"9人でのAqours"の答え」と思うんです。

一度下がった幕を上げて、もう一度「これがAqoursなんだ!」っていうのを伝えた曲

なんじゃないかって。

まさに、幻の決勝戦に、9人のAqoursとしての最後にふさわしい曲じゃないかって。

そんな風に感じたわけです。

 

その上で、サビから新生Aqoursの衣装が変わりつつ、朝日が昇る演出は、「新しいAqoursが生まれた」って意味も込められてる気がして。

なんかもう、全てがエモいし、そう考えだしたら心の底からこみあげてくる何かを抑えれれない。

 

3回目・4回目の鑑賞で一番楽しみにしてたライブシーンは、この「Brightest Melody」でした。もう本当に名曲だと思う。

 

あ、これは別に不満でも何でもないんだけど、この曲のセンターが曜ちゃんだったのは改めて驚いた。なんか流れ的にリーダーの千歌ちゃんがセンターやりそうな曲じゃない?

 

あと、この映画において、「9人のAqours」を語る上で外せないシーンと言えば、旧浦の星の校門での千歌ちゃんの答え~海岸へ走っていく時の各キャラの独白~海岸で紙飛行機を飛ばすの一連のシーン。

ここは皆すっげぇ印象に残ってると思う。

 

千歌ちゃんの「これまでの全部、何もなくなったりなんかしない」 ってとこも最高なんだけど、その後の各キャラの独白のシーンで、バックに「それぞれのAqours加入のきっかけとなった場所」が映るのがもう本当にヤバい。語彙力足りなくて申し訳ないけどもうヤバい。

 

んでその後、千歌ちゃんが紙飛行機を拾った瞬間に皆が幼少期になって、そんで紙飛行機を飛ばすシーン。

……あのシーン、俺の中のエモ神が「うぉおおおおお~~~エモモ~~~~~」って叫んではいるんだけど、まだちょっとどういったメッセージが込められているのかってのを完全にまとめられてないんですよね。

有識者の方は、ぜひ参考までにご意見を頂きたい。

 

◎まとめ

 

最後のほう、なんか書いてて上手くまとまらずに散らかっちゃった。許して。

 

この映画、見てるとあっという間に終わっちゃうんだよね。

前回語った、「映画としてのカタルシスというか、盛大なクライマックスがない」ってやつなんだけど、

もしかしたらそれが逆に何回も鑑賞するのに良い方向に影響してるのかも。

 

なんというか、クライマックスに向けてじらしてじらしてバーン!!みたいな映画って、良くも悪くも前半の展開が間延びすると思うんだけど、この映画はいろんなエピソードがテンポよく展開されていくから、あんまりダルさを感じない。

それでいてライブシーンとかの演出も凝ってるから、何回も見たくなるし、何回でも見れる。

ほら、あれですよ。

超高級フレンチを毎日食べるのはしんどいけど、納豆とかは毎日食べても飽きない、みたいな……伝わってる?

 

あと、映画の中身以外のお話。

ついに特典が、ライバー待望のミニ色紙に!

 

f:id:loli-sun:20190112183105j:image

自分はとりあえず、1回目で推しの千歌ちゃんと2回目で曜ちゃんをゲット。

出来れば2年生は揃えたいから、次の色紙に切り替わる前にもっかい観に行こうかな。

 

μ'sの時は9人個別+全員集合だったけど、Aqoursはどうなるんだろ。

ワンチャンSaint Snowありえるんだよな。もしあったら聖良さん欲しい。

 

そういやSaint Snowといえば、劇場版CDシリーズのラストのやつが

「Believe again/Brightest Melody/Over The Next Rainbow(!?)」てなってて、アーティスト名もSaint Aqours Snow名義になってるから驚いて詳細見てみたら


【収録内容】
■収録曲
01. Believe again
作詞:畑 亜貴/作曲・編曲:河田貴央
歌:Saint Snow

02. Brightest Melody
作詞:畑 亜貴/作曲:光増ハジメ(FirstCall)/編曲:EFFY(FirstCall)
歌:Aqours

03. Over The Next Rainbow
作詞:畑 亜貴/作曲:Kanata Okajima、TAKAROT/
編曲:TAKAROT、Shinji Tanaka
歌:Saint Aqours Snow

 

なんや最後の曲!!??初見だわ!!

しれっと新曲入れてんじゃねぇ!!!!嬉しいけど!!!!

 

……CDリリースが非常に楽しみです。

 

あ、コンボセットの1年生のやつも買いました。

ルビィちゃんだったので身内のルビィ推しに投げます。

 

千歌ちゃんのクリアファイル&コースター、絶賛募集中です。

 

f:id:loli-sun:20190112184430j:image

箱は飾りやすくていいっすね。

3年生も買って並べたい。

 

 

 

それと今週のフォトセッション。

MCは善子ヨハネ、被写体は曜ちゃん。

f:id:loli-sun:20190112183123j:image
f:id:loli-sun:20190112183120j:image

気になる部分をめっちゃズームして激写しました。

画質粗すぎ。

 

曜ちゃんって決め台詞のヨーソローとか、制服好きとかいろいろ設定あるけど、

何でもない時の普通の会話とかが一番可愛いと思うんだよね。

友情ヨーソローの時とかさ。

 

 

このラッシャイ劇場版感想シリーズ、まだまだ続きそうなのが怖いわ。

それだけこの映画が、ラブライブ!サンシャイン!!が魅力的だってことなんだけどね。

沼津欲も刺激されてもう大変だよ。

 

忙しい日々が続いてて、仕事とか他の用事とブッキングしてファンミLVが見に行けなかったりとかして悲しいけど、映画は隙を見て通っていきたい。

映画をリピートする暇がないオタクも、公式が ムービー上げてるからそいつを見るといいぞ!!

 

それでは、今回はこんなところで。

 

 

 

 

 

【ネタバレ有】ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbowを見てきた話

 

うぃす、炉利と申します。

 

2019年、何か新しいことを始めてみっかと思い立ち、とりあえずブログでいろんな感想とかレポとかをやってこーと思います。

誰に向けて~っていうよりも、備忘録的な側面が大きいです。

 

そんなわけで一発目は、表題の通り

ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」を見てきた話をしようと思います。

まぁ、これからまだまだ観る映画ではあるのですが、方々の感想とかを見てる内に自分のファーストインプレッション的なものが薄れちゃ~う気がしたので、少し遅いですがブログにしたためようと考えた次第です。

 

※ここからは「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」のネタバレを多く含みますので、まだ見てないそこのオタクは今すぐ映画館に行って鑑賞してから戻ってきてください。

 

◎あらすじ

f:id:loli-sun:20190110025856j:image

 

浦の星女学院のスクールアイドルとして参加する最後の「ラブライブ!」で見事優勝を果たしたAqours
新たな学校への編入の準備を進める2年生、1年生の前に、想定外のトラブルが連発!?
さらに、卒業旅行へ向かった3年生が行方不明に!?
離れ離れになって初めて気づく、お互いの存在の大きさ。
新しい一歩を踏み出すために、Aqoursが辿り着いた答えとは——?

 

みんなで目指した輝きのその先へ!
未来へはばたく全ての人に贈る、最高のライブエンターテインメント・ムービー!

※公式サイトより

 

◎感想

※この感想は、あくまで個人の感想でございます。この映画を批判する意図はないんだけども、思ったことは素直に書きますので、そういったのが苦手な方は回れ右推奨です。

 

この映画、去年に情報が出てから本当に楽しみにしてました。

とりあえず公開初日の1/4に舞台挨拶LV付で見たんですが、我慢できずにその日のレイトショーでもっかい鑑賞。それぐらい面白かった。

もちろん、100点満点ってわけではないし、気になる点があったのも事実なんですけど、それは個々の考え方とか感情の部分なのかなー、と。

 

全体を通して「サンシャイン!!らしさ」を大事にしていた映画だったと思う。

TVシリーズでのテーマだった「0から1へ」を超えたAqoursのその後を描いた内容。

映画のテーマとしては、「0から1のその先」をメインに、様々な副題というか裏テーマみたいなのがちりばめられてる感じ。

 

あと、驚いたのはライバルユニットの「Saint Snow」にもかなり焦点が当てられたこと。TVシリーズの頃からプッシュされていたわけだけども、まさか映画で新曲まで与えられるとは思っていなかった。

 

以下より、良かったポイントとか楽曲ごとの感想を。

思いついたことから適当に書いてるんで、映画での流れと前後する可能性がありますのでご了承を。

 

◎よかったポイント

 

・私服と髪型

映画の舞台は、沼津→イタリア→沼津と変わっていくわけなんですが、その度に変わる衣装と髪型が可愛すぎた。

俺は千歌ちゃん推しで全編可愛いなぁと思って見てたんですけど、ちょっと今回他のキャラのイメチェンも可愛すぎてかなり傾きまくったよ。

 

2回しか見てないから間違ってるとこあるかもしれないけど、イタリアでのダイヤの後ろ結んでるやつ、善子の最後のほうの帽子かぶってるやつ、曜ちゃんのポニテ、花丸ちゃんの二つ結びとか眼鏡シリーズetc…

 

でも、個人的に一番かわいかったのは、確かイタリアから帰ってきて分校校舎に入ったときのルビィちゃんの髪型!最初は帽子被ってたから分からなかったんですけど、脱いだ時にツインテールじゃなくて三つ編みを後頭部に巻いてるみたいなアレ(名前がわからん)。あれズルくないめっちゃ可愛いんですけど。

 

・ちかりこ要素

千歌梨子推しにはたまらないシーンも多かったですね。

6人でのライブ失敗後の2人での砂浜での会話の、「まだダメダメよ」「そっか、ダメダメかぁ〜!」ってシーンは、おちゃらけながらもTVアニメ一期〜二期で紡いできた2人の絆の強さが伺えた。

 

後は歌詞作ってる時の「いいなぁ、そんなグループのリーダーで」「いいでしょ

〜」って受け答えもエモい。会話が熟年夫婦のそれ。

 

・9人の絆

もうこれは該当するシーンが多すぎて全ては書けないんだけど、

特にイタリアの別荘で、鞠莉ママがスクールアイドルを「くだらない」と一蹴し、

鞠莉を強引に連れて帰ろうとするシーンにて。

引っ張られる手をハグゥとデスワ果南とダイヤが掴み、鞠莉が「スクールアイドルはくだらなくなんかない」と強い意志を示し、その横を残りのメンバーが一人ずつ横切って最終的に9人全員で鞠莉ママに対峙するところ。

言葉を交わさずとも、”想いはひとつ”って感じがとても良き。

 

・1年生の成長

1年生っていうより、もはや「ルビィの成長」。

ルビィちゃんはTVシリーズでは恥ずかしがり屋・引っ込み思案といったキャラクターだったのが、今回の映画では「イタリアでのライブの場所を決める」「理亞ちゃんの夢を叶えてあげる」「沼津ライブでひとりで前説する」と怒涛の成長っぷりを見せつけてきます。主人公か。

 

そんなルビィちゃんのセリフの中で一番好きだったのは、沼津ライブの準備してるシーンで、「緊張しなくなった~」ってくだりの時の、「ちょっぴり大きくなったのかも」ってとこ。

このセリフをルビィちゃんが言っちゃうわけですよ。「お前、成長したやんけ…」ってなってしまった。

 

あと、同じ一年生の理亞ちゃんの苦悩を掘り下げたのも非常に良かった。

姉、聖良にとっては最後になるラブライブ!で、自らのミスで優勝までの道を閉ざしてしまったことを悔やみ、その願いを継がんと新たなスクールアイドルを発足するも上手く行かず…

朝、ジョギングから過去の回想に移り、思わず叫びながらダッシュするシーンは非常に心にくるシーンでした。そこからのAqoursSaint Snowだけの幻の決勝戦はこの映画の大きな見所の1つですね。

姉さまからの「Saint Snowを追わなくても良い」という答えを得て、理亞は新たな道への扉を開きます。

 

あ、話が最初の方に戻っちゃうんですけど、最初Aqoursが6人でSaint Snowに今の実力を測ってもらうとこで、聖良の「う〜ん、20点!」って評価に「どうすれば…」って言い出したタイミングで突然キレた理亞ちゃんのシーン、1回目で見たときは「いや流石に突然キレすぎやろ」って思ったんだけど、2回目で見た時は「あ〜」ってなった。それでもやっぱり突然キレすぎとは思う。そういうとこも答えを得て成長したんじゃないかな(適当)

 

・千歌の辿り着いた答え

3年生がいないAqoursはどうすればいいのか。

6人でのライブを失敗し、Saint Snowに20点と評され、今のAqoursに必要なものを探す。

3年生の想い、Saint Snowの想いから、「今までやってきた事は、0にはならない」「何一つ消えたりしない」「みんなここに残ってる」という答えに辿り着いた千歌と新生Aqoursは、迷いを振り切って沼津でのライブを成功させる。

 

旧浦の星の校門の前で答えに辿り着いた千歌のシーンは、0から1のその先に辿り着いたAqoursの集大成が詰まっていて、とても感動してしまった。

 

これは後で知ったんですけど、『Over the Rainbow』って、ミュージカル映画オズの魔法使い』の劇中歌だそうで。

そんなオズの魔法使いのストーリーは、主人公ドロシーが竜巻に巻き込まれ魔法の国に迷いこみ、故郷に戻る旅に出る→旅の中でドロシーは「心から求めるものを
探すなら、それはきっと自分の中にある」ことに気づく→終盤、故郷に戻る方法を魔女から告げられる。それは“始めから履いていた靴のかかとを3回鳴らして、行きたい場所を唱えること”…

 

「本当に大切なものは、はじめから自分の中にある」。これもこの映画のテーマなんでしょうね。

 

・紙飛行機に込められたもの

一番最初のシーンで、紙飛行機を遠くまで飛ばすべく何度も挑戦し、最後には虹を飛び越えていく、ラストシーンでその紙飛行機がTVアニメ一期での東京ライブの結果の「0」の紙で作られたものであると分かる演出。

思わず、「やってくれるなぁ…」って呟いてしまった。キモい。

 

「0から1へ」「その先の未来へ」というメッセージを強く感じました。

 

◎楽曲ごとの感想

 

 ・僕らの走ってきた道は…

映画開始直後にいきなり始まる曲。まさかのフル(だよね?)。

Aqoursのこれまでをミュージカル調で振り返る内容で、方向性は微妙に違うけど「これまでのラブライブ!」を彷彿とさせる感じ。

見慣れた制服での学年パートから始まり、楽曲専用衣装(クソ可愛い)にチェンジし、沼津の街並みをバックに踊る…

これでもかってくらい「ラブライブ!」って要素が詰まってる曲。

 

あと、とにかく背景に出てくる沼津の街並みが見たことあるとこばっかりで、沼津に行ったことがあるオタクはもれなく沼津に再来訪したくなる呪いにかかる。ハイパー沼津ラッシュ。沼津に帰りてぇ。

この曲、好きなとこを語りだしたらキリがないんだけど、

「千歌ちゃんソロ→無音の瞬間に他のメンバーが駆け抜けていく」シーンがめちゃくちゃ好き。

そんでもって最後千歌ちゃんアップ→他メンバー大ジャンプ→空ドーン!→

飛行機ドーン!!→タイトルロゴドーン!!!ってやつもめっちゃ好き。

「やっべぇ幕が上がっちまったよ!!!」って否応なしにテンションが上がる。

 

でも、あのモブアイドル衣装で踊ってる大量の女の子たちは誰なんだろうね?

 

・逃走迷走メビウスループ

3年生曲。イタリアでの逃避行と共に流れるポップな曲。

ストレートに「良い」。こういうちょっと茶目っ気ありつつも王道のアイドルソングって感じの曲、3年生にベストマッチだよね。

 

衣装は曲の中盤から「G線上のシンデレラ」を彷彿とさせる、各イメージカラーの肩だしドレスに。これ絶対ライブで連チャンで披露する布石でしょ。

歌詞を覚えてないからアレなんだけど、鞠莉がマイクロバス運転しながら、ダイヤ&果南が歌う→鞠莉が続けてソロで歌うみたいなとこが好きです。楽しさ大変身。

それと、カメラを内側に3年生が取り囲んで、見上げるような構図からのグルグルキャラが入れ替わる演出。楽しさMAX大変身。

 

あと、直接曲とは関係ないけどその後の鞠莉の「とぅちゃくぅ~~~」ってとこめっちゃツボです。なんだその顔は。

 

・HOP?STOP?Nonstop!

鞠莉センター曲。未熟DREAMER以来なのかな?

予告でも使われていた曲ですね。

 

初めて劇場予告が流れた時はめっちゃ興奮したんですけど、次第に聞く機会も多くなり、聞けば聞くほど「いうてそこまでインパクトはないな…」と思ってました。

この例を出しちゃうのは申し訳ないんだけど、μ'sの劇場版ではこの枠ってあの「Angelic Angel」な訳で、サビ前の「デッデッデデン!!」てイントロとかがもう期待感をすっげぇ盛り上げていた次第で、それと比べると…とか思ってて。

 

で、いざ劇場で見たら…なんやこれ超ええ曲やんけ!!!!!!

AメロBメロ、Aqoursメンバーの可愛さがめっちゃ凝縮されてる。「デキナカッタコトガデキタリー!!!」

そして振付がキャッチーすぎる。全体的にぴょこぴょこはねてんの。好き。

そこからサビに入ると、予告の時に感じていたあのインパクトのなさは全くなく、とにかく可愛さと楽しさに溢れてる。そりゃこんな素敵なことやめられんわ。

あと鞠莉のソロパート!さすがの歌唱力だなぁ…と。ソロ曲の時にも思ったけど、鞠莉はソロが映える。

 

全体を通して聴くと、今までのAqoursのシングルのカップリング曲みたいって印象。こう言うと微妙に聞こえるかもしれないけど、カップリング名曲揃いだから。

 

んで、それだけ魅力溢れる曲なだけに、専用衣装がないってのは非常に残念でした。

いや、予告で私服で踊ってんじゃん!ってのは分かるんだけど、曲の途中でいきなり衣装が変わっちゃうの許されるのが「ラブライブ!」じゃないですか。

しかもこの曲、鞠莉ママに「スクールアイドルはくだらなくなんかない」ってのを証明するステージなのに、そんなスクールアイドルの大事な要素の一つである「衣装」を着ないで臨むってのは如何なものかと…しかもママ納得しちゃったし。

 

そして衣装がないってことは、ライブで披露される時はもちろん私服再現はありえないだろうし、考えられるのは「僕らの走ってきた道は…」の衣装で踊るみたいなそんな感じでしょう。鞠莉推しライバー、元気出せよ。

 

曲、振付含む映像全部本当に大好きな曲ではあります。惜しい。

あ、ちなみに一番好きな部分は梨子ちゃんの「しっかり自分でつかまなきゃ!」からの花丸ちゃんのクラップするとこです。あそこで一気に好きになりました。

 

・Believe again

まさかのSaint Snow曲。前述したけど、まさか映画で彼女たちの新曲が来るとは思ってなかった。

しかもこの曲、あまりにも良すぎる。

曲調、コール、衣装、演出、全てにおいて文句のつけようがない出来で、正直この映画で一番力が入ってたんじゃないかと思うほど。これ誰の映画だったっけ?

いうてSaint Snow(というか聖良さん)ダイスキなので、これは本当にうれしいサプライズでした。はやくライブで聴きてぇ~~~~!!!!!!!!!

というか、ほんとになんで決勝上がってこれなかったんだSaint Snow

いや理亞ちゃぁのミスのせいなんだけどさ。

 

イントロの「デン!デン!」ってとこからもうすでにかっけぇし、サビ前からの「もっと!」「踊りたい!」の演出とか引き込まれるし、ポジションチェンジの時に二人の顔が画面を割って移動するのとかもうスタイリッシュすぎ。

あと聖良さんの歌の上手さは言わずもがななんだけど、理亞ちゃんも上手くなったよね。成長したなひなひな。

CDリリースがどちゃくそ楽しみです。

 

・Brightest Melody

実質、Aqours9人で歌う最後の曲って扱いなのかな。

アップテンポの爽快なメロディーで、「これがAqoursだぜ!」って感じで最大瞬間風速でブチ抜くような曲。

 

衣装もTHE・スクールアイドルって感じで良きだし、函館から遥々飛んできた羽を9人で包み込み、そこから舞い上がる演出、サビから新生Aqours6人の衣装の意匠(激ウマギャグ)が変わる等、思わず心にくる演出もテンコ盛り。

…だったのだが、初回鑑賞時はちょっと直前の「Believe again」のインパクトが凄すぎて、Aqoursを全力で受け止める態勢を整える前に始まってしまったので、「あぁ~~~Aqoursすげぇ~~~」って雑な感想のまま最大瞬間風速でブチ抜かれてしまった。勿体ねぇ。

2回目の鑑賞では上記の演出を堪能することができました。

 

ただなぁ…

いい曲なのは間違いないんだけどなぁ…

「これがAqours9人最後の曲なんや!!」って感情が爆発する前に終わってしまった。

これはおそらく、「この曲がフルで流れなかったから」だと思ってて、でもそれは「僕らの走ってきた道は…」でフルやっちゃってるし、Saint Snowと並べての決勝戦って演出の上でも仕方のないことで…

そして、この後にクライマックスが控えてるってのも分かる。

でも俺は、この曲にもっとスポットを当ててほしかった。

 

・キセキヒカル

ライバー殺し。

やめてくれ和男…その曲は俺に効く。

 

・Next SPARKLING!!

ラス曲。この映画の中で千歌が、Aqoursが得た答えが詰まった曲。

これも曲とは直接関係ないけど、曲が始まる前のいつものカウントで、いないはずの3年生の声が聞こえる演出は鳥肌モン。

曲調は穏やかだけど、歌声と歌詞にはAqoursの想いが丁寧に込められていて、「あぁ、これがAqoursってスクールアイドルなんだなぁ…」と感じられる1曲。

 

めちゃくちゃテンションが上がるとか、初めて聴いた時のインパクトがすごいとか、そういう類の曲ではないんだけど、いわゆる「スルメ曲」的良さのある曲だと思う。

演出はこれでもかってぐらい気合が入ってるというか、2番からのイメージ世界で3年生がクロスして9人で歌うとか、衣装が9人揃って金色にチェンジ&3年生は両翼が生えている(ここから飛び立つ→いなくなるってイメージかな)、太陽が9人のイメージカラーに輝く…等々。多分まだ気づいてない仕掛けとかあるんじゃないだろうか。

 

最初は物足りないって感じたとしても、きっと聴けば聴くほど好きになる曲だと思う。

 

そして、この曲の途中からエンドロールへ。

理亞ちゃんのその後とか、分校の部分がバツ消しされてたりとかの映像が流れたのち、

謎の女の子たちが「Aqours」について楽しそうに語る…

その会話は、かつて千歌が梨子に「μ's」について語っていたシーンと重なるものがあります。

Aqoursの輝きの羽を拾った女の子たちには、新しいスクールアイドルの物語が待ってるんじゃないでしょうか。

 

 ◎気になったポイント

 ここからは、この映画をみてちょっと気になったポイントをつらつらと。

楽曲のとこでもちょっと言及しちゃってますけど。

否定しているわけではないんだからね!!!

 

・沼津について

ラブライブ!サンシャイン!!全編を通しての主な舞台である沼津。

この映画、予告では「遂にAqoursが海外(イタリア)へ!!!」みたいな煽りがあるけど、やっぱり主な舞台は沼津だったわけですよ。

んで、特に「僕らの走ってきた道は…」のハイパー沼津ラッシュ。

自分、ここ超好きなんですけど、何故かってそれは多分「知ってるから」なんですよね。

もう、出る場所出る場所「おぉ~!!」ってなっちゃう。

でも初回で一緒に鑑賞した連れは沼津の細かい店とかまでは知らなくて、感想としては「Aqours可愛かった」ってとこに納まってた。

ここ、すごく惜しいなぁと思った。

知ってる側にはすごくうれしいポイントなんだけど、知らない側からするとそこはかとない「身内ネタ」感が漂ってしまう。

でも難しいとこだよね。そもそもラブライブ!サンシャイン!!って「沼津」ってのも裏テーマに含まれてるし。それにライバー側にも、「もう2期までやってるんだから、大体みんな沼津行ってるでしょ」みたいなとこある。

そういった点で、「沼津が出てくるシーンを100%で楽しめていない人もいる」ってのが、意外と見落とされがちなとこなのかなーと思った。

でも沼津は本当にいいとこだし、あの沼津ラッシュはめっちゃ推しポイントなんです。

沼津いったことないそこのオタク。一緒に行ってAqoursを感じよう。

 

・渡辺月ちゃん

映画の新キャラその1。

予告で「曜ちゃんの彼氏!?」的な煽りがあったけど。実は従妹で女の子でした!!知ってた。

ちょっとしたゲストキャラと思ってたら、思わぬ重要キャラでした。

映画の中でも、浦の星と新学校の橋渡し、イタリアでのガイド、幻の決勝戦の実況…とめっちゃ活躍します。なんかめっちゃさらっと生徒会長ってことも判明した。

 

キャラとしてはめっちゃ好きです。なんならTVアニメシリーズから出しといてほしかった。

んで、好きなんだけど、所感は「君、イタリアまで来るんかい」。

Aqoursと出会い、イタリアのライブ・幻の決勝戦を経て、「スクールアイドルの凄さ」を知り、浦の星と新学校の橋渡し役として全面協力する…映画の中でもかなりキーパーソン的位置づけ。

ただ、最初と最後は分かるんですけど、イタリアまで来る必要あるかい?、と。

ガイド役ってのは分かるんだけども…多分いなくてもなんやかんやでAqoursがわちゃわちゃしながら進んでいくと思うんですよ。というかそれが見たかった。

その月ちゃんのシーン、Aqoursの他の子と話してほしかった。曜ちゃん、従妹と飯くっとる場合ちゃうで?ここ、イタリアやぞ??

まぁ、イタリアまでついてきたからこそ、よりAqoursと親密になった…とかも分かるんですけど。うむ。

 

あとこれはもう話それちゃうんだけど、「AqoursSaint Snowの動画を見て人が集まった」みたいなくだりあったけど、君たちそもそも見たことなかったの!?ってなった。

なんか地元の学校のスクールアイドルが全国優勝とかしてたら、他校でも流石に気にならない?

100歩譲って気にならないにしても、月ちゃんに関しては曜ちゃんから話聞いてるんでしょ!もっと前から見てなかったのかいな!!

ラブライブ決勝の映像とか見たらもうやべぇと思うんだけど。無条件降伏でしょ。

 

もう一度言うけど、キャラとしては大好きです。

 

・6人Aqoursのライブ失敗シーン

新しい学校との統合を認めてもらう為、父兄にライブを見てもらう新生Aqours

しかし、3年生がいないことの緊張・不安からライブを失敗してしまう…

 

でも流石に、いくら3年生が抜けたからとはいえ、ラブライブで優勝した経験のあるAqoursの6人が、あの舞台で失敗するとは思えなかった。

うちのAqoursはそんなに弱いスクールアイドルではなかったはずだ…。

 

物語上必要だったと言われればそれまで。

でもせめて、ミスはしないまでも、「3年生が抜けた後を穴を埋められるほどのパフォーマンスができなかった」とかそーいう感じでもいけたと思う…思うよね?

 

・鞠莉ママ

映画新キャラその2。

自分の言うことを聞かなくなった鞠莉を連れ戻すべく縁談をブチこんだら逃げられ、しょーがないからAqoursを使って釣る作戦を慣行する。スクールアイドルを目の敵にする、結構アレな母。

の、はずだったんだが…あまりにもちょろい。

いや、もうそれだけAqoursのパフォーマンスが素晴らしかったってことなんですけど。

確かにスペイン広場は盛り上がってたんだけど、それでスクールアイドルを認めちゃうなら、やっぱりラブライブ決勝の映像とか見たら(ry

 

この鞠莉vs鞠莉ママの構図って、この映画の物語を展開する上でのジョーカーというか、それが理由でイタリアくんだりまで行ってどうのこうのするわけで。

それがこんなにあっさり終わっちゃうと、「イタリア来た意味って…」ってなっちゃう気がして。いやまぁ元々は3年生と話し合うことが目的だったんだけどね。

ここ、もっと露骨なぐらい盛り上げてくれても良かったと思うんだよなぁ。

 

・学年曲が3年生のみ

曲数の関係上、仕方がなかったのかもしれませんが…

やっぱり、1年生曲と2年生曲、期待してました。

 

「Believe again」、マジで大好きな曲です。

なんですが、Aqoursが主役の映画で1年生・2年生を差し置いて、ライバルユニットの新曲をいれなければいけなかったのか…

キセキヒカルの演出は最高なんですが、そこの枠に入れることはできなかったのか。

Next SPARKLING!!が1・2年生枠なのかな?と思ったら結局9人で歌いますしね。

いやその演出も好きなんですけど。

あぁ~~~~~

 

・盛大なクライマックスというわけではない

この映画、Aqoursの集大成だなぁとは思いつつも、

どちらかといえば「外伝」的な物語だったなぁと思いました。

それはラブライブ!サンシャイン!!TVシリーズで、「9人のAqoursとして描きたいもの」を全て出し切ってたからではないかな、と。

 

だから、この映画っていろんな外伝エピソードの詰め合わせだったんじゃないのかなと感じた。

「6人となったAqoursの課題」「鞠莉が得た物」「ルビィと理亞の成長」「学校の統合」。

その全てのエピソードが折り重なって、「0から1のその先」というテーマが生まれ、「本当に大切なものは、はじめから自分の中にある」という答えに繋がっていく。

 

TVシリーズから自然に繋がる物語を作ろうとしたらこうなった、そんな映画だと思います。

 

巷で言われている「期待したほどではなかった」という感想は、映画ならではの「大クライマックス」を期待していたが、そこまで大きな展開・盛り上がりがなかったってことなのではと推察してます。

 

◎まとめ

「盛大なクライマックスがない」とかその他批判っぽいことめっちゃ書いてましたけど、最初に書いた通り、この映画めちゃくちゃ面白かった。

1回鑑賞した後、我慢できずに急遽レイトショーで見てしまうくらいに。

やっぱり楽曲は全部好きだし、Aqoursちゃん皆可愛いし、Saint Snowカッコいいし泣けるし、散りばめられたメッセージに感動して泣いてしまう。

 

でも、気になる点があったのは事実だし、逆にそういったシーンを改めて書き出して、「なぜ気になるのか」を考えることで解釈を広げていくことも出来るので、ごまかさずに向き合うのも大事かなーと思いました。

そしたら、モヤモヤせずに3回目、4回目も楽しめるからね。

 

映画としてのカタルシスというか、盛大なクライマックスこそありませんが、

Aqoursとして歩んでいく上で、新たな輝き方を見つける物語として、非常に完成度の高い作品に仕上がっていると思います。

だから、「きっと明日も輝ける!」なのかなーと。

 

公開からそろそろ1週間経ちますし、映画の感想も増えてくる頃合いです。

いろんな人の感想を読んだり、映画を何回も見ることで解釈が変わったり、また新たな疑問が生まれたりするかもしれないです。

そういったのも含めて、まだまだこの映画を楽しんでいきたいと思います!

1/11(金)からは特典も変わるしね。千歌ちゃんのミニ色紙超欲しい。

 

あ、あとコンボセットのクリアファイル&コースターは曜ちゃんでした。

千歌ちゃん引いた方、トレードしましょう。

 

おまけ。

フォトセッションコーナーの千歌ちゃん。

やっぱりお前が一番だよ。

f:id:loli-sun:20190110030021j:image

カウントダウンからめっちゃ連写した。

 

一発目の記事から1万文字とか超えちゃったけど、これはテーマがラブライブだからです。

平常時はこんなに書けないと思うので、よしなに…

 

それでは、今回はこんなところで。